『ペルソナ』という言葉を知っていますか?
マーケティングにおいて、その言葉は、
『たったひとりの見込客』 という意味で
【自分の顧客ターゲット】のことです。
これをちゃんと設定できる人や
うまくできてる人いうのは
実のところ、なかなかいないのというのが現状なんです。
でも、起業塾やビジネスを学ぶ講座に行くと必ず最初に言われるのが
【ペルソナを設定しましょう】です。
ターゲット設定はもちろん大切です。
しかも、きちんと絞ることが 成功するためには必要です。
では、なぜ「ペルソナ設定」ができない人が多いのか?
ということですが・・・・・・・
その理由は明確です。
私たち個人の場合は、『ペルソナ設定』をする場合
全て「予想」で考えるしかないからなんですよね・・・。
本来、ペルソナを設定するためには、
膨大なデータが必要なのです。
言ってみれば、「ペルソナ設定」というのは、《大企業の戦法》 であり
実は、『大企業しかできない』事なんです。
例えば、大企業の場合
・35歳主婦
・子供2人
・旦那はビジネスオーナー
・世帯年収800万円
・○○沿線在住
・スポーツカーに乗っている
・本人の趣味は海外旅行
・最近子供の手が離れてきたので
好きなことを仕事にできないかと模索中
とか、具体的な条件を出していきます。
個人でビジネスをしている人は
圧倒的に人脈がなさすぎて、
この条件に該当する人がほとんどいません。
すべて予測、予想で考えているから、
せっかくのペルソナと考え方が違ってしまい、
まったく効果的ではない・・・
という残念な事態が、本当によく起こります。
要するに、外してしまうってことです。
そして、そのペルソナ設定に沿って、
コンセプトを作り込んでしまったら、もう大変です。
では、私たち個人起業の場合
どうやって『顧客ターゲット』を考えるといいのか?
という事ですが、それは、
過去の自分自身が一番いいです。
過去の自分だったら、
どんな事に困っていたのか、
どんな気持ちになっていたか、
どんなものが欲しかったのかも
手に取るようにわかりますよね
予測、予想で考えたペルソナと
過去の自分自身では
圧倒的に情報量が違います。
しかも、外すことは絶対にありません。
過去の自分自身が興味を持っていたのだから、
それと同じように悩んでいる人の中から
興味を持つ人が出てくるのは当然の事ですよね
ペルソナを設定するなら
徹底的に自己分析です!
過去の自分に向けて
文章を書けばいいですから
ネタに困るということも なくなりますよ(^^